サンマ

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 お魚屋さんのメッセージ

秋の味覚の代表
手に入りにくくはなったけど、今も日本人のソウルフード

 

 

 サンマの概要と特色

 

💠 秋の味覚の代表的な鮮魚であるサンマ(秋刀魚)は、全国の漁獲量は2008年に年間34万トン以上ありましたが、2019年は4万0517トン、2020年は2万9566トン、2021年は1万8291トン、2022年は1万7910トンと4年連続で過去最低を更新し、記録的な不漁が続いていましたが、2024年・2025年は国際的な管理強化や公海漁業の活用でやや回復傾向も見られ、2025年には前年比で大幅に増加しています。
様ざまな要因で昔に比べて漁獲量は減少していますが、漢字で「秋刀魚」と書くサンマは、秋の訪れを告げる「風物詩」として日本人に深く根付いた食材です。|

💠 近年は冷凍サンマの輸入も増え、特に台湾産が多くなっています。

国内のサンマの漁獲量は北海道が最も多く、次に岩手県、宮城県がつづきますが、8月~11月にかけて出回ります。

💠 旬は9~10月で、この時期に寒流と暖流が交わる栄養豊富な三陸沖で漁獲されたサンマは、大きく、脂がのっておいしいとされています。サンマは代表的な青魚で、DHAやEPAを豊富に含んでいます。また、鉄分などのミネラルも豊富に含み、内臓や皮も食べやすく、内臓に多く含まれているビタミンAを効率的に摂ることができます。

 

➊ 黒潮 ➋ 親潮 ➌ 三陸沖 ➍ 8月➟9月➟10月➟11月

 

 

 

 

 ブランドサンマのコト

 

💠 回遊魚であるサンマは、漁場や時期によって脂ののりが異なることで、根室、大船渡、気仙沼といった主要産地ではブランド化されています。

 

 

 

 根室サンマ(北海道)

 

 

🔶 旬:9月初旬(一番早い)
🔶 特徴:脂がしっかりとのっており、焼き魚にすると香ばしさと濃厚なうま味が広がり、刺身や寿司用としてもおいしい。

 

 

 

 大船渡サンマ(岩手県)

 

🔶 旬:9月中旬
🔶 特徴:脂の甘みと身の締まりのバランスがよく、塩焼き、刺身、つみれなどの幅広い料理に適しています。

 

 

 気仙沼サンマ(宮城県)

 

🔶 旬:9月下旬
🔶 特徴:脂の乗りがよく、特に刺身や寿司に最適で、豊かな海流で育つため、うま味成分が強いされています。

 

 

➊ 根室  ➋ 大船渡 ➌ 気仙沼 

 

 

 

 

 

 

 サンマの選び方

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 目 ➠ 黒く澄んでいるもの

 

色 ➠ 全体に光沢があり、背が青黒くツヤがあるもの

 

背 ➠ 厚く盛り上がっているもの

 

https://blog-imgs-163.fc2.com/s/i/t/sitteimasuka/ringo2.png 口先 ➠ 濃い黄色のもの(脂のりがよい)

 

腹 ➠ 押してみて、弾力がありしっかりしている
もの

 

 

 

 

 

 

 

 サンマの健康効果

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 赤身魚(青魚)の代表格であるサンマに豊富な栄養素はオメガ3系不飽和脂肪酸であるDHAとEPAで、魚介類でもトップクラスです。

 


~日本人に不足するオメガ3系脂肪酸~
● EPA(エイコサペンタエン酸)
とDHA(ドコサヘキサエン酸)

 

💠 日本人の食生活における課題として摂取すべき脂質の中で不飽和脂肪酸のバランスが大幅に崩れていることがあげられます。
健康を維持するためには、不飽和脂肪酸の中でオメガ6系とオメガ3系のバランスは、4:1が適正とされますが、現状は10:1以上となっています。
そのため、オメガ3系のα-リノレン酸を豊富に含むえごま油とアマニ油が人気となっています。
💠 魚介類に豊富なEPAとDHAはオメガ3系の不飽和脂肪酸ですが、魚を食べることが減った現在において、意識して摂取する必要があります。
EPA、DHAともに血液の凝固を抑え血栓を予防する血液サラサラ効果と中性脂肪やコレステロール値を下げる効果以外に、DHAには脳や目の網膜の材料にもなるため、脳の活性化や視力回復が期待できます。

➊ 現状 ➋ 適正 ➌ オメガ6系 ➍ オメガ3系 

 

 

 

 

 料理のヒント

 

 

  サンマ塩焼きの塩加減

 

🔶 魚に塩を振ると浸透圧の作用で、魚の表面に振られた塩が、魚の内部から生臭みを含んだ水分を引き出してくれます。

🔶 さらに脱水されることで魚の表面のタンパク質が凝固し、中心部は生に近い状態のままで加熱されて、焼き魚特有の表面はパリッと、中はジューシーに焼きあげることができます。

🌊 塩をフルタイミング
➠ 通常は15~20分前
※ あまり前に振ると塩味が強くなり、直前過ぎると生臭さが残ります。
  

 

🌊 振る塩の量の目安 
➠ 1匹に対して小さじ1/3(約2g)
※ 目安として、魚の重量の2%~3%程度の塩をムラができないように少し高い位置から振りかけます。

 

 

 

 

 

サンマの塩焼きの食べ方

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💠 サンマの塩焼きを食べ終わった後の身が多く残ってしまい「きれいに食べられないかな?」と思う人は少なくありません。
せっかく焼きたてを食べるなら、最後の一口まで余すところなく食べたいものです。
難しそうに思えるかもしれませんが、食べ方のポイントは順番で、以下の基本通りに食べればうまく食べることができます。

【ポイント】

1.中骨に沿って箸を入れる

2.まず、上側の身から食べる

3.次に下側の身を食べる

4.中骨を取る

5.裏側の身を食べる

 

【食べる際のマナー】

1.頭は左むきに置く

2.魚をひっくり返さない

3.しょうゆは大根おろしにかける

 

【食べる順番】

➊ 中骨に沿って箸を入れる ➋ 上側の身から食べる ➌ 下側の身を食べる ➍ 中骨を取る ➎裏側の身を食べる

 

 

 

サンマの内臓が食べれる理由

 

https://blog-imgs-163.fc2.com/s/i/t/sitteimasuka/ringo2.png💠 サンマには胃や腸がなく、消化器官が短いため、食べた物は、食道から入ってすぐに排泄されてしまいます。
体の中に排泄物がほとんど溜まらないため、新鮮なものであれば、内臓の苦味が少なく、おいしく食べることができます。