イ カ

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 お魚屋さんのメッセージ

煮て・焼いて・揚げて
手頃な価格で色んな料理で楽しめるヘルシー食材

 

 

 

 イカの概要と特色

 

https://blog-imgs-163.fc2.com/s/i/t/sitteimasuka/ringo2.png💠刺身から揚げもの、煮もの、焼きもの、塩辛、スルメまで様ざまな料理で食べられているイカは、日本は世界の年間漁獲量の約6割を消費していると言われるほど国民的な食材となっています。
イカは大きく、スルメイカやヤリイカなどスラリとした身のツツイカ類と、モンゴウイカなど甲のあるコウイカ類に分類されますが、一般的に食べ られているのは、ツツイカ類のスルメイカ、ヤリイカ、アオリイカ、ケンサキイカ、ホタルイカ、ヒイカです。
最も多く漁獲されているのはスルメイカで以前は断トツでしたが、近年急減しています。
💠スルメイカの旬は夏で、漁獲量は青森県が最も多く、北海道、兵庫県、長崎県などが続き(2022年)、一年中漁獲されています。
海外からも冷凍品が多く輸入されており、特に中国からの輸入が多くなっています。

 

 

 

 

 

主なイカの種類

 

 

 

スルメメイカ
(マイカ)

 

💠近年漁獲量は急減していますが、最も一般的なイカです。
価格も手頃で、刺身はやや身が硬く、甘味に欠けますが、刺身・寿司・塩辛・一夜干し・干物・焼き物・揚げ物など様ざまな調理で楽しむことができます。一年中獲れますが、旬は特に夏~となります。
冷凍品も多く輸入されています。

 

 

 

 

ヤリイカ

 

 

💠夏のスルメイカに対して、冬~春が旬のイカで、価格は高めです。
上品で淡白な味で甘みがあり、刺身に最適で、その他煮つけ・酢の物(茹でたもの)・ブイヤベース(トマト煮)などに向きます。 

 

 

 

 

| モンゴウイカ
  (カミナリイカ)

 

💠 旬は秋~冬で、市場では大型のコウイカをモンゴウイカと呼ぶ場合があります。
本州中部以南に分布し、肉は厚みがあり、ジューシーで柔らかく、刺身・天ぷら・ステーキ・煮つけなどに向きます。

 

 

 

 |コウイカ
  (スミイカ)

 

💠 旬は冬~春で、関東では入荷があまりありませんが、関西以西でよく食べられています。
味はモチッとしていて甘く、刺身・天ぷら・煮つけ・焼きものなどに向きます。

 

  

 

 

 

アオリイカ

 

💠 旬は春~夏で、大きいものは50㎝以上になり、日本沿岸に分布しています。
食感が良く、甘みがあり、刺身・天ぷら・煮つけなどで食べますが、漁獲量が少ないため、高価格となっています。

 

   

  ケンサキイカ

(アカイカ・シロイカ)

 

 

💠 旬は冬~春で、分布域によって形に差があり、呼び名も色々です。
スルメイカに比べるとやや柔らかく、甘味が強いのが特徴で、寿司ネタとしては、最適で、アオリイカ同様高価格です。

 

 

 

 

 

 ホタルイカ

 

 

💠 旬は春ですが、ゆでた冷凍品が一年中流通しています。
最も小型のイカで、主要産地は富山湾と山陰沖で、富山湾の
ホタルイカ漁は有名です。
通常、ゆでたものを辛子みそで食べます。

 

 

 

 

  ロールイカ
(アカイカ)

💠主にソデイカ(アカイカ/タルイカ)が原料(スルメイカを大型化したようなイカ)とされ、分厚い肉を巻いて冷凍したもので、国産もありますが、多くは輸入され、ペルー産が多くなっています。
厚みがあるのにやわらかくて、火を通しても硬くなりにくいことから、フライ・天ぷら・バター焼き・照焼・唐揚げ・炒め物など色んなメニューで便利に使われています。

 

 

 

 

 

スルメイカとコウイカ
の味わいの違い

 

 スルメイカは、甘味が濃いのが特徴です。特に ワタ(内臓)の味が良いため、 一般的に塩辛になるのはスルメイカです。
夏は身が薄いため、刺身に向き、冬はワタが大きく、身にも脂が乗るため、塩辛向きになります。

コウイカは、ネットリとした濃厚な甘味とうま味があり、肉厚でモッチリとした食感が特徴です。
刺身でも楽しめますが、天ぷらにするとその甘みがぐっと引き立ちます。

 

 

 

 丸の生イカの選び方

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 胴は褐色で透明感があり、身のしまったもの

 

 

 

目が黒く澄んで飛び出しているもの

 

 

 

足の吸盤に触れた時、吸い付くもの

 

 

丸で買ったものは、できるだけ早く脚を外し、ワタや軟骨を取り除き、水気を拭き取って冷蔵庫で保存します。

 

 

 

 イカの健康効果

 

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💠イカは、低カロリーで良質なタンパク質が豊富なため、ダイエットが気になる若い女性から育ち盛りの子どもまで、気軽に食べれる食材です。
さらに、血中コレステロール値や中性脂肪を下げて生活習慣病予防に効果があると言われるタウリンが豊富で、タウリンは肝臓機能の改善にも効果があるとされています。

 

 

 

 

 料理のヒント

 

 

  皮をむくか、むかないか?

➡ どちらでも良い(好み)
➡ 皮にイカの風味が詰まっているため、比較的皮の薄いスルメイカなどの煮物や焼き物は、むかないことで、うま味がプラスされます。

 

🔶 刺身は、寄生虫の問題や皮が硬くてかみ切りにくいことで、むきます。

🔶 揚げ物は、皮に含まれた水分が油で揚げるとはねるため、むきます。

🔶 煮物は、柔らかくしたい場合はむきますが、イカの風味をより楽しみたい時はむきません。

🔶 コウイカ類は、皮が厚いため、どの料理でも皮をむきます。

 

 

  身に十字の切れ目(包丁目)を入れます。

🔶 繊維を切ることで、クルっと丸まり硬くなるのを防ぎます。

 

 

  煮物は低温・短時間で仕上げる

 

 

🔶 イカは加熱すると硬くなるため煮る場合も加熱は5分を目安にします。

💠 鮮度が良ければ、サッと茹でるだけで大丈夫です。

 

 

 

イカのアニサキス対策

 

💠 アニサキスは、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどに寄生します。
アニサキス食中毒の症状は、食後数時間後から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐を生じ、毎年100~400件
発生しています。
主な予防方法は以下となります。

🔸 目視で確認して、アニサキス幼虫を除去

🔸 ー20℃以下で24時間以上の冷凍

🔸 70℃以上、又は60℃なら1分の加熱

特に家庭で、スルメイカで塩辛を作る際注意する必要があり、生のイカを使った場合は、一旦冷凍庫で48時間以上冷凍する
ことが有効です。